狭小住宅からの脱出 失敗しない家づくりのために

変動金利は本当に危険なの?

変動金利 0.57%保証料ゼロ!

頭金なし、月4万円台で2500万円の物件が購入できる!と謳ってます。

それなら今すぐにでも?なんて思っちゃいそう。

私の身近にも住宅を購入している人がたくさんいます。

そして当たり前に住宅ローンを組んでいます。

しかし、お金のことを聞くのは失礼ですし、思わぬトラブルになりかねないので

身内でも具体的な話はタブーだと思ってます。

いや、本当は

 

ここって土地いくらだった?何坪?

上物いくら?

頭金いくら入れた?親から援助あった?

固定?変動?何パーだったの?

んで結局月々の返済いくらになるの?

へぇーーーー!!

 

なんて話が出来たらとっても参考になるんですけどね。

そういう訳にもいかないのでインターネットで調べたりしますが、

そういう人たちって何故か

どんな豪邸!?っていう物件価格で、頭金いっぱい入れて、かつ高収入で

負担の少ない返済額なのに繰り上げもしちゃってる

うらやましい!って、方々ばかりで自信をなくしてしまいます。

いや、これが本来の無理のない返済計画というやつかな。

話は逸れましたが、住宅ローンの情報収集をしているうちに

なんとなく変動金利って危険、と思い込んでしまいがち。

 

でも変動金利といっても、毎月値あがっていくというわけではありません。

5年ごとの金利によって見直します。

月々の返済額が、前回の125%を超えることはないので、急激な負担増はないです。

5年後だったら、主人の昇給確実だし、なんなら子供の手が離れるから自分もフルタイムで働けるし大丈夫。

上限も見えるから、目処は立つ。

なにより悪く考えてるけど必ずしも上がるわけでもないし、下がってお得になるケースも!

実際この超低金利時代に、以前から変動を組んでる人は喜んでいます。

なので、こういう考え方も間違ってないですよね。

 

しかし、いくら上昇に上限があるといっても、未払い利息が発生するということは頭に入れておいてください。

繰り返しになりますが、5年ごと見直しの際125%ルールがあり1.25倍までの増額になるようになっています。
例)80,000円→100,000円→125,000円
金利の上昇によっては月々の返済額以上に利息がかかるようになり
上限があるため利息分の支払いがされない場合が出てきます。
返済額を超える利息部分は未払いのまま、たまっていってしまいます。

これが未払い利息です。
最悪、ローンの元金は1円も減らないのに、逆に払っていない利息が上乗せされていくことになります。

※銀行によっては、5年ごとではなく半年に一回見直すプランもあり。また、125%ルールを適用しない場合もある。

よく考えて選択しましょう。